pageviewers

夢を見た、夏の終り。
台風は去り、百日紅の花散って、ナジャ追えば、ちりめんぴんくの華の帯 
The End of Summer
ナジャ、夏の直観。
例えば、時計草(受難パッション)の彼方に咲く、百日紅のピンクの華。 
Nadja Lagerstoemia
執拗にナジャを追い続ける男、おまえは誰だ?ナジャの何に用がある? 
Hum, Answer is Her Pure Beauty. Whatelse?
愛しい眼 風景のナジャ 
アメリカ合衆国サウスウエストを 旅していると 宇宙の中に浮遊している 地球という星に生きている事が実感できる。自分は 星の王子様 又は 星の老子になっている。夜、砂漠の真ん中に小さなテントを張って、寝る。夜中 ふと 起きて、空を見上げる。満天の無数の星々が降っている。白蛇や蠍やコヨーテの鳴く声が 聴こえてくる。そして朝 目覚めると、向かいの断崖の 愛しい眼が 僕を じっと 見つめている。グッドモーニング、タジオ。
おはよう、美しいナジャ、マイ ラブ。愛が 微笑む。 
Landscape Canyon de Chelly, National Monument, Apache County,Arizona, USA.
愛しい眼 幻のナジャ 
ここは何処?パリ?トーキョー?  
Phantom of Nadja
パリのナジャは、小雨降るサンジェルマンデプレのカフェ・セレクトに、
静かに入って来た。真紅のレインコートをはおり、黒髪のボブカット、
ミステリアスな眼、黒いマスカラ。
赤ワインを飲みながら ゆで卵の殻をむいていた手が止まり、
僕は 茫然と彼女を見つめてしまった。眼と眼が合った、
微笑んだ、お互いに。美しかった。痙攣的な美、、。
あれから何年過ぎただろう。
東京で 一度、彼女を見かけたのだけれど 
夕闇の雑踏の中に見失ってしまった。
あれは幻だったのだろうか?ナジャ、
今 君はどこにいるの? 
My Muse Nadja. Where Are You ?
至上の愛  ジョン・コルトレーン を聴き出してしまった。
ダークルーム(暗室)に入り赤い電球をつけると、
昔のジャズ喫茶の雰囲気になる。
そして今一番聴きたい曲を選ぶ。
聴いているうちに、あの本が読みたくなってきた。
ナジャ  by アンドレ・ブルトン
昔の定番セット。そう、青春は結構 簡単に甦る。
音楽と本があればいい。
A LOVE SUPREME by John Coltrane
ワタリウム美術館 寺山修司展 ノック  
Life is Festival
フクシマの五輪のひまわりからの お願い 
ここ(浪江町仮説住宅、二本松)の人たちが無事 ふるさと浪江町(福島県浜通り北)に帰る事ができますように、そして昔の豊かな自然が元に戻りますように、2020年には全ての原発がなくなっていますように、浮かれるのは それからにしましょう、東京の皆さん、日本の皆さん、世界中の人々がフクシマに 注目しています。さぁ 祈りましょう、太陽に。もう原発はいりません。復興予算をオリンピック予算から廻してください。フクシマの水と空気をきれいにしてから スタジアムなんなりをこしらえて下さい。それが 筋というものです。舌っ足らずの嘘をつくとすぐに見破られます。私腹を肥やすと 重い罰があたりますよ。天知る、地知る、我知る、です。忘れないでくださいね。ひまわりの種、たくさん蒔いてくださいね。明るく大きく笑って咲く私たち、綺麗でしょ。美がわかる、浪漫の心ある、大人になってくださいね。
日本のみなさん。   
Tokyo Olympic 2020 For Fukushima
トーキョー、マドリード? どちらでもいい。それより
’悪童日記 ’アゴタ・クリストフを読み直そうよ。 
Tango Argentina, Black nor White ?
美しき倦怠 
Model S. Ennui Blue
朝の庭と借景  
亜熱帯の空模様の東京、窓の外は驟雨の煙濡れ緑色、濃し。
昨夜の鈴虫捕まえ、そっと外に逃してやる。
今宵は外で 思う存分鳴いてくれ
耳元で鳴かれたんじゃあ、ゆっくり眠れやしない。 
Passion Flower Green Fence (Left Side)
魂 を 撮る、写す。
愛は 浮遊している、魂のように。
鏡の中を 覗いてごらん。
君の背後には いくつかの 愛 の 魂 が 浮いて 踊っているのが見えるだろ。
 見えないようだったら、僕が 写真に撮って 証明してあげてもいい。
僕は 美しき零 と呼ばれていた、 ピエロのような カメラマン。
魔術学校では ハリーより  成績はよかったんだ。
これから どんどん見せてあげるね、美しい零って 何なのか、
どんなイメージなのか。
Beautiful O (Zero)
スティールの椅子の穴からたくましく伸びて花を咲かせている 
かわいらしく やんちゃな ふらわあ、なまえ なんていうの?
New Cute Pinky Muse.
久しぶりに 4B (暗室) に入る。
遮光カーテンを閉めると 100%闇になる。
何も見えない。手も足も全く見えなくなる。
しばらくすると 自分の魂に逢える。
15分後、カーテンを開けて ベランダに出る。
どこからか風が種を運んだのだろう
名無しの雑草のピンクの花が 小さなコスモスのように咲いていた。 
Hello My Soul
ハーフムーンが少しづつ欠けてきて もうすぐニュームーン(新月)。
昔から 月の満ち欠けに自然と反応してしまう性格だろうかわからぬが、
本棚を整理していて ' マルドロールの歌 'ロートレアモン著 を見つけ、
読みだしてしまった。十代の頃から、何度読み返したことだろう。
特に第2の歌の中でパリの街中を 夜な夜な 彷徨するシーンは、
6月に行ったばかりのパリを思い出す。
しかも偶然! 滞在したホテルのすぐそばに、
ロートレアモンことイジドール・デュカスは住んでいたのだ。
フォーブル・モンマルトル街32番地。
彼は言葉で絵を描いた。その時 もし彼がカメラを使っていたら.....
見るためには両瞼を剃刀の刃で引き裂かねばならない といったように
 たぶん心の眼を使って観て、撮ったんだろう。シュールな想像力。
手術台上のコーモリ傘とミシンの不意の出逢いのように美しい表現。
これからは そんな写真を撮ろう。
真っ暗になったニュームーンの下で、眼を閉じて、写真を撮る.....
' マルドロールの歌 'はニュームーン時に読むのが ふさわしい。
*フルムーン時にはというと 書は捨て,小さなカメラを持って,街に出る。
狼のように 吼えながら(心の中で)、静かに息を止めて、撮る。
Les Chants de Maldoror by Lautreamont
ハーフムーン(下弦の月)が 夜空に ほんわり 浮かんでた。風が心地良い、余韻。
月 と 地球 と デラシネ ひとり 
Half Moon Night
ライブが終わって外に出る。GB前。 
In Front of Rock Joint GB
マキ・ドロシー 
Somewhere Over the Rainbow ' Wizard of KichijOZ '
ナスターシャ・マキンスキー 
Paris Texas Kichijoji
'デラシネ' を歌う 聖マキ 
Madone Deracine / Saint. Maki
彼女が舞台に立つと 空気が変わる。そしてマイクに向かう。
そこは聖堂と変わる。
カルメン・マリア・マキが 祈りの歌を歌いだす。デラシネである観客は 
浮遊しながら、深く共感し、時に目を閉じ、祈り、彼女の声を聴く。 
Time of Carmen Maria Maki 
カルメン・マキ 下弦の月の下、本当の歌を歌う。 
8・28・2013 at Rock Joint GB in Kitijohji
残暑見舞。燃えるモデル S。  
Lingering Summer Heat
バスガイドの ミナコちゃん ありがとう!
美しい、懐かしい、日本語を聴かせて貰った後、
テキサスからの友人等と 東京駅ビルの 賑やかな 回転寿司に行った。
彼らはこの 小さな旅 に 大感動していた。
  新しい 東京物語 の 第一章。 
New Tokyo Story. Chapter 1
観覧車窓、ツインタワーが眼に入る、ニューヨークを想う 
Dejavu New York
夜の銀座、王様気分 
Ginza
レインボーブリッジ を渡る。静かな夕凪の 東京湾、
遠くに 浅草スカイタワー。 
Evening Breeze in Tokyo Bay.Just for Ourselves. Not Bad.
バスは ほぼ 貸切状態で、六本木通りに。 
Near by Tokyo Tower, Roppongi.
夕焼けが美しい、皇居前広場 
Sunset on the Imperial Palace Plaza
夕方、東京駅から はとバスツアー スタート。外国人観光客気分。
背景は思考停止中の国会議事堂。
反原発デモで睨んだ 夜の議事堂とはまた 趣が異なる 白けた建物。 
Anxious about Future of Japan. Absolutely No ! to Nuclear Power. 
東京ステーションギャラリーの窓 
in Tokyo Station Gallery
離宮の松、静かに能を舞う  
Pine Tree in Noh Play
樹々はスロウダンスを踊ってる  
Dancing Trees
 池も昼寝中、夢観池。 
Dreaming Pond
昼寝中の猫、起こして御免。 
Nice Day,Back to Sleep Please. 
海紅豆の花 
Erythrina Crista-Galli
浜離宮に着いた。
海紅豆(亜米利加梯梧)の木が紅い花を咲かせて、
ざわざわと迎えてくれた。 
Hamarikyu a Landing Place
気持ちの良い川風、隅田川を下って浜離宮へ

浅草から浜離宮へ 
from Asakusa to Hamarikyu
東京スカイツリー界隈を抜けて 
Under Tokyo SkyTree 

いらっしゃいませ、天婦羅と蕎麦と酒と会話、ありがとうございました。 
Always Polite Fukusuke
友、遠方(テキサス、USA)より来たる。待ち合わせ場所は 浅草雷門。 
Tokyo Tour Start From Kaminarimon, Asakusa.
葉月の満月、桜葉の間。 
Full Moon in Cherry Leaves
サンマタイム 
満月の夏の夜、油ののった秋刀魚に、檸檬ひと絞りをふり、
美味しい酒で食す。和の味覚の至福。 
Sanma in Summer
 富士山麓より 送られてきた、若き 甘き 実り、のイレブン。
残暑、未だ 厳しく 続く。 
Sweet Green Breeze from the Foot of Mt.Fuji
暑中見舞 
北海道の友からメロン、沖縄の友からマンゴー、パッションフルーツ、
瀬戸内の友から白桃、持つべきは、友。
(右のトマトは自家栽培、採れたて)
Exercise Cezanne
聖マキ   
今、現在の カルメン・マキ を見逃すなかれ。
彼女が歌う 所、全てのライブハウスが、聖ロック教会 に変わる。
マリアがロックを歌う。ジャンヌ・ダルクを連想する。ルーアンを思い出す。
まずは聴きに行こう、現場に。彼女は 今を 歌っている。
そして、戦っている。多分 今の自分と 
Saint. Maki
Let's Listen Her Songs, Voice from the Bottom.
寺山修司へのオマージュ <恐山> カルメン・マキ 歌。条田瑞穂 朗読。
太田恵介 violin. 清水一登 piano.
観客  山中を彷徨う 共犯者達。
Aug.17 at Lady Jane, Shimokitazawa.
ウォルター・デ・マリア を偲ぶ。
この椅子に座って、彼の作品<ライトニング・フィールド>を鑑賞した。
遠い地平線を背景に400本のステンレススティールのポールが刺さる。
ニューメキシコ州の砂漠の真ん中。雷がそれに落ちて光の連鎖を創る。
想像する。
こちら側に木造の小さな家が一軒あり、冷蔵庫にはステーキと赤ワイン。
外で火を熾し肉を焼く。勿論宿泊できる。視界に入るものはこの椅子一脚。
稲妻は見られなかったが、夜空には満天の星、夜中には狼の遠吠え。
砂漠のど真ん中で、たった一人ぼっち。
貴重な時 禅 又は 星の王子様 体験ができる。
脱画廊、美術館システムを破壊しようとする意味合いもある。
彼とはニューヨーク、イーストヴィレッジの近所同士で
僕は10丁目の古いビルのロフト、彼は廃教会(シナゴーグ)のアトリエ。
我がロフトは ウィリアム・ドゥ・クーニンの元アトリエで広く、
よく二人でウィスキィーを飲みながらダーツに熱中したり、遊んだもんだ。
自分は誰よりも強いと思っていたが、彼も強かった。集中力が半端ではなかった。
若い頃、あのブロンディとバンドを組んでパンキー・ロック(ドラム)もやっていた。
そんな彼に、ある日、大金が舞い込んだ。彼のプロジェクトは売れるとすごい。
次の日、我々はワールドトレードセンターの超最高級レストランで、
超最高級赤ワインと超最高美味のステーキを喰った。
勿論彼の奢り。彼曰く、ダーツの所場代と掛け金の支払いとか言ってたが。
そんな彼が、逝ってしまった。
そしてあのツインタワーも、今は、もう 無い。 
Lightning Field Forever in Peace, for My Friend,  Walter De Maria.