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昔から 月の満ち欠けに自然と反応してしまう性格だろうかわからぬが、
本棚を整理していて ' マルドロールの歌 'ロートレアモン著 を見つけ、
読みだしてしまった。十代の頃から、何度読み返したことだろう。
特に第2の歌の中でパリの街中を 夜な夜な 彷徨するシーンは、
6月に行ったばかりのパリを思い出す。
しかも偶然! 滞在したホテルのすぐそばに、
読みだしてしまった。十代の頃から、何度読み返したことだろう。
特に第2の歌の中でパリの街中を 夜な夜な 彷徨するシーンは、
6月に行ったばかりのパリを思い出す。
しかも偶然! 滞在したホテルのすぐそばに、
ロートレアモンことイジドール・デュカスは住んでいたのだ。
フォーブル・モンマルトル街32番地。
フォーブル・モンマルトル街32番地。
彼は言葉で絵を描いた。その時 もし彼がカメラを使っていたら.....
見るためには両瞼を剃刀の刃で引き裂かねばならない といったように
たぶん心の眼を使って観て、撮ったんだろう。シュールな想像力。
たぶん心の眼を使って観て、撮ったんだろう。シュールな想像力。
手術台上のコーモリ傘とミシンの不意の出逢いのように美しい表現。
これからは そんな写真を撮ろう。
真っ暗になったニュームーンの下で、眼を閉じて、写真を撮る.....
' マルドロールの歌 'はニュームーン時に読むのが ふさわしい。
*フルムーン時にはというと 書は捨て,小さなカメラを持って,街に出る。
狼のように 吼えながら(心の中で)、静かに息を止めて、撮る。
Les Chants de Maldoror by Lautreamont
*フルムーン時にはというと 書は捨て,小さなカメラを持って,街に出る。
狼のように 吼えながら(心の中で)、静かに息を止めて、撮る。
Les Chants de Maldoror by Lautreamont
ウォルター・デ・マリア を偲ぶ。
この椅子に座って、彼の作品<ライトニング・フィールド>を鑑賞した。
遠い地平線を背景に400本のステンレススティールのポールが刺さる。
ニューメキシコ州の砂漠の真ん中。雷がそれに落ちて光の連鎖を創る。
想像する。
こちら側に木造の小さな家が一軒あり、冷蔵庫にはステーキと赤ワイン。
外で火を熾し肉を焼く。勿論宿泊できる。視界に入るものはこの椅子一脚。
稲妻は見られなかったが、夜空には満天の星、夜中には狼の遠吠え。
砂漠のど真ん中で、たった一人ぼっち。
貴重な時 禅 又は 星の王子様 体験ができる。
脱画廊、美術館システムを破壊しようとする意味合いもある。
彼とはニューヨーク、イーストヴィレッジの近所同士で
僕は10丁目の古いビルのロフト、彼は廃教会(シナゴーグ)のアトリエ。
我がロフトは ウィリアム・ドゥ・クーニンの元アトリエで広く、
よく二人でウィスキィーを飲みながらダーツに熱中したり、遊んだもんだ。
自分は誰よりも強いと思っていたが、彼も強かった。集中力が半端ではなかった。
若い頃、あのブロンディとバンドを組んでパンキー・ロック(ドラム)もやっていた。
そんな彼に、ある日、大金が舞い込んだ。彼のプロジェクトは売れるとすごい。
次の日、我々はワールドトレードセンターの超最高級レストランで、
超最高級赤ワインと超最高美味のステーキを喰った。
勿論彼の奢り。彼曰く、ダーツの所場代と掛け金の支払いとか言ってたが。
そんな彼が、逝ってしまった。
そしてあのツインタワーも、今は、もう 無い。
Lightning Field Forever in Peace, for My Friend, Walter De Maria.
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